引用元:Amazon.co.jp
2025年6月12日、名作『風呂上がりの夜空に』で知られる漫画家である
「小林じんこ」さんが亡くなりました。
親族によると、6年にわたる闘病生活を経ての永眠だったとのことです 。
この記事では、追悼特集として彼女の歩みと作品を、他ではない視点で総まとめします。
小林じんこさんとは?現在までの作家としての独特な世界観
プロフィール
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氏名:小林 じんこ(こばやし じんこ)
生年月日:2月6日(生年非公表)
没年月日:2025年6月12日
出身地:茨城県土浦市
出身校:茨城県立土浦第二高等学校
職業:漫画家
デビュー作:『メジャーな巻尺』(1984年、「ヤングマガジン増刊号」掲載)
小林じんこさんは、リリカルな感性とユーモアを持ち味に、
1980年代から2020年代まで日本漫画界で独自の存在感を放った漫画家です。
1984年、青年誌に少女マンガの感性を持ち込みデビュー。
その作品性は“リリカルかつハイテンション”と評されました 。
代表作の1つ『風呂上がりの夜空に』は5巻完結、漫画ドラマ化される
など、青春と日常の感情を繊細に描いた名作です。
原画展の開催:作品が愛され続ける証
『風呂上がりの夜空に』連載開始から40周年を記念して開催された、小林じんこ先生の原画展。
— がばんクリエイティブルーム w/城藤茶店 (@gaban_tsuchiura) November 14, 2024
壁一面を埋め尽くす生原稿は圧巻でした。
少女マンガというには際どい表現、かわいいだけじゃないもえちゃんの意思のある横顔、そうそう、これがじんこ先生の世界だ!と再確認です。#小林じんこ原画展 pic.twitter.com/UFT7nRjBhy
2024年11月、連載開始40周年を祝し、東京・吉祥寺で初の原画展が開催されました。
原画の繊細さや、担当者による創作過程の解説が好評で、ファンから

何度でも見たい
という声が上がりました 。
死去の背景:6年間の静かな闘病
最新の報道によると、6年間の病との戦いの末、2025年6月12日に永眠
近親者に見守られつつ、静かに旅立った様子が伝えられています。
未完のまま残された作品とその余韻

2009年から連載開始した『JUNKIN’ GAP CLASH』はIKKI休刊により未完。
そのまま2014年以降、更新が途絶えています。
それ以降も雑誌・Web・寄稿と精力的に活動し、
2014年以降の作品が断片的に現れていた点もファンには記憶に新しいでしょう 。
日常を描き続けた画家としての姿

本人が描いた4コマやWebエッセイ漫画は、
日常のユーモアと哀愁を自然体で描いており、
《おサルでワン!》
などにはペットの愛らしい姿も登場。
漫画という枠を越えて、「小林じんこ」個人の生き方を描いていた点こそが、
彼女の“国宝”たるゆえんといえるでしょう。
まとめ:漫画家・小林じんこその人と作品に感謝を
6年に及ぶ闘病の末の死去は、多くのファンや業界関係者に衝撃を与え、
SNSや各種メディアでは彼女の作品や人柄を偲ぶ声が相次いでいます。
その独自の作風と温かいまなざしは、今後も日本漫画界に色濃く残り続けるでしょう。
「青年誌に少女マンガ的感性を持ち込んだ最初の作品とされる」
引用元:Wikipedia
小林じんこさんが遺した作品群は、
今もなお新たな読者に発見され、語り継がれています。
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