あそはたです。
元消防士が、IT業界の営業マンに転職し、現在はストレスフリーとなれた実績から、
皆さんも遊ぶように、働いて欲しいという思いで、あそはたブログを立ち上げました。
今回は、
私は転職をしましたが、消防士になって残念だったことを紹介します。
これは、あくまで私の主観ですので
・これから消防士を目指す方
・今消防士を頑張っている方
の参考になればと思います。
それではいきましょう!
消防士になって、残念だった事
【業務編】
【プライベート編】
それでは簡単に解説していきます。
【業務編】
・ほんの小さな改革でも、相当のエネルギーが必要
消防局の組織の規模が大きくなればなるほど、
一人の行動力で影響を及ぼせる範囲が限られてきます。
せっかく良い取り組みにもかかわらず、
組織の長にまで話を持っていく事が難しいケースがよくあります。
組織や制度を変えたいと思っても、長い時間が必要になることも多くありません。
・チャレンジというハードルが高い
何かしら、新しい事を取り入れる場合、近隣の市町の様子や動向、
近隣の消防の状況を確認してから行動することが多い傾向があります。
つまり、やってみよう、第一人者になろう意識は、ほとんどありません。
・人間関係に悩むことが多い
これは、24時間勤務という勤務形態から、良い意味で人と人との繋がりが深くなります。
人には合う人、合わない人、関わってはいけない人がいます。
しかし、24時間一緒に過ごすという事は、関わらない訳にはいかないのです。
関わってはいけない人と、同じ所属になったり、同じ隊になった際は、1年間(異動になれたらの場合ですが)は、悩まされます。
・本当に自分がやりたいことが実現しにくい
各消防本部の方針にもよりますが、
消防士になって、
・救助隊になりたい、
・火を消したい、
・救急隊になりたい、
・火災予防を訴えたい、
・通信指令室で119番を受けたい
という思いがありますが、異動によって、なかなか本人の意向は重要視されない。
消防隊:主に火を消す業務
救急隊:主に急病人や怪我人を救う業務
救助隊:主に閉じ込められたたり、挟まれたりした人を救出する業務
予防:火災を未然に防ぐことをする業務。消火器の設置、点検など。
通信指令室:119番の電話を受けて、現場へ消防車、救急車を向かわせる指令を出す業務
・命を削っている
とにかく、仕事と割り切れれば良いですが、
夜中の仮眠中にも、火災、救急、救助という災害は発生します。
そんな中で、急に「プー」という音で起こされ、
飛び起き、車両に乗り込み、身体を無理やりたたき起こし、災害と対峙する。
疲労は半端なく、蓄積していきます。
若いうちは良いですが、これを30年間繰り返すと、身体には相当負担になっています。
それでも、市民の命を守るお仕事に使命感を持ち、取り組まれていることには、敬意を表します。
・仕事をしても、しなくても給料はあまり変わらない
公務員は、金銭的な収益を出すという事はないため、一人当たりのノルマだったり売上というものはありません。
従って、私がいたところは、組織の目標に沿って、個人の目標を決め、その結果を数値化し、評価するというやりかたでした。
その評価の結果が、ボーナスに少し反映されますが、それもほんの少しです。
階級や役職が上がっても、階級が低い方で経験年数の多い方の方が多いことがあります。
つまり、責任ばかりを負わされ、お給料は据え置き、ということになります。
・仕事をやる人とやらない人の差が激しい
これは、ほぼ年功序列の給与形態が引き起こしている問題だと思いますが、
仕事をメチャメチャ頑張ってもこの給与、仕事をほどほどにしてもこの給与、
だと、人は楽な方に流れますよね。
もちろん、その他で付加価値を感じていたり、人命救助という使命感を持って
お仕事をされている方もいらっしゃいます。
がしかし、消防署は基本平和が一番良いわけで、何かあった時のために備える訓練を
するわけです。
そうすると、極端な話、やっても、やらなくても、誰も困らない訳です。
もちろん、災害が起きてから、準備をしていなくて、命を助けられないということは困りますが。
つまり、そこの使命感を感じられている人は、仕事をしますが、
そうでない人は、ほどほどです。
・人事異動が超ストレス
人間関係に悩むことがよくある、とお伝えしました。
それにより、3月末の人事異動の発表を待つ、1ヶ月前は、ハラハラドキドキです。
まだこの業務を続けたい、このメンバーと働きたいと思っても、それは叶わない事が多いです。
そして、人事異動が発表され、4月は新しい人間関係を構築していく訳ですが、相当のストレスを抱えながら仕事をされている人が多いと思います。
これは半端ない!
【プライベート】
・非番は非常に眠い
まず、この非番の意味ですが、
非番:仕事ではない日という意味です。
当番:仕事の日という意味です。
私のいたところの勤務形態ですが、2交代で
1係、2係が1日24時間(8時30分~翌8時30分)を交代で勤務します。
従って、24時間勤務した後は、24時間お休みですが、
とにかく眠い、気だるいです。
帰宅し寝ますが、寝だめができないように、睡眠時間を取り戻すことはできません。
人の体は、夜は寝るようになっていると思います。
・召集で家族団らんがなくなる
「よーし、今日は夕食はご馳走を食べよう。」
「いっただっきまーす!」
「プルルルル」(電話音)
「山火事が発生しました、召集です」
ということもあります。
頻繁にあるわけではありませんが、待機状態というストレスはあります。
・災害時期は常に緊張感
梅雨時期、台風時期は、休みの日でも緊張感があります。
召集はいつかかるか、通勤ができなくなる前に消防署へ行っておこうか等、常に考えます。
・GW、年末年始の大晦日、お正月、どこかでお仕事
消防署は、24時間365日休むわけにはいきませんので、
休日も祝日関係ありません。
ですから、GW、年末年始のお休みも関係なく、お仕事に出ます。
以上が、消防士になって残念な事でした。
まとめ
【業務編】
- ほんの小さな改革でも、相当のエネルギーが必要
- チャレンジというハードルが高い
- 人間関係に悩むことが多い
- 本当に自分がやりたいことが実現しにくい
- 命を削っている
- 仕事をしても、しなくても給料は同じ
- やる人とやらない人の差が激しい
- 人事異動が超ストレス
【プライベート編】
- 非番は非常に眠い
- 召集で家族団らんがなくなる
- 災害時期は常に緊張感
- 年末年始の大晦日、お正月、どこかでお仕事
あくまで、これは私の主観ですし、半面、そこから学び、成長できた部分も多くあります。
ですので、人によって感じ方が違い、
例えば、異動も色んな業務ができる、色んな人と接することができる
祝日に出勤することも、休日手当がもらえて良い
災害時期もワクワクする
という方もいらっしゃると思います。
そういう方は、是非消防士になってください。続けてください。
そんな方々が、市町村を守っていることは間違いありません。
素晴らしいと思っています。
有難うございます。
それでは、
遊ぶように、働く人生を過ごしていきましょう!
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