ゾンビタバコ 沖縄 効果｜若者を襲う“ゾンビ化”症状と危険性を徹底解説

引用元：東京新聞

沖縄でいま社会問題となっている 「ゾンビタバコ（通称：びっくりタバコ／瞬間タバコ）」。
吸引直後に身体の自由を失い、路上で倒れたり奇怪な動きをすることから
SNSでは “ゾンビ化” と呼ばれています。

本記事では、危険薬物として乱用が拡大する
未承認鎮静薬成分エトミデート を中心に、症状・リスク・流通背景を
薬理学的知見を踏まえて解説します。

▼ゾンビタバコ（びっくりタバコ）とは？

電子タバコ用リキッドに以下の 医療用麻酔薬や合成薬物を違法に混入したもの：

• エトミデート（中枢神経抑制系麻酔薬）
• 合成カンナビノイド　など

✅見た目は「普通の電子タバコ」、しかし実態は危険薬物

流通の中心は沖縄で、
香港・台湾ルートからの密輸が背景とみられています。

▼ゾンビタバコの効果・症状

— 中枢神経抑制による「突然の機能喪失」

吸引後 数秒～数十秒で症状が現れます。

症状カテゴリ	詳細内容	危険性
精神面	多幸感・幻覚・錯乱・恐怖感	暴力・自傷行動の誘発
運動機能	手足のけいれん・倒れ込み・歩行不能	頭部外傷・骨折多数
意識障害	意識混濁・反応なし	突然気絶の例も
呼吸・循環	呼吸抑制・血圧低下	最悪、死に至る

実際に、沖縄県内では
倒れて頭を強打 → 救急搬送
という事例が 多発しています。

▼なぜ「ゾンビ化」するのか？（専門解説）

エトミデートは医療現場で全身麻酔導入時に限られた場面で使用される薬剤。
脳のGABA受容体に作用し、

✅「意識・運動制御・反応性」を一気にシャットダウン

不適切な量では、

• 急激な意識喪失
• 姿勢保持不能
• 異常運動（けいれん様動作）

が同時に起き、外見上「ゾンビ」に見えるのです。

▼なぜ沖縄で蔓延しているのか？

理由は複合的です👇

• 観光地で若年層コミュニティが形成されやすい
• 密輸・闇市場が潜り込みやすい
• 「タバコ感覚」→警戒心が低い
• SNSでの隠語売買（例：リキ、特濃、瞬〇 等）

✅「合法っぽい」「バレない」誤認が拡大を加速

▼違法性｜吸っただけで犯罪です

含有する薬物は以下いずれも 法規制対象

成分例	規制
エトミデート	医薬品医療機器法違反／用途外使用
合成カンナビノイド	麻薬取締法違反
その他未承認薬物	薬機法違反・関税法違反 etc

所持・使用・購入すべて逮捕対象です。

▼長期乱用のリスク（医学的知見）

慢性的に使用した場合、

• 認知機能の低下
• 睡眠障害・うつ症状
• 免疫力低下
• 死亡率上昇の可能性

が懸念されます。
脳の回復には年単位かかるケースも。

▼保護者・学校・地域が直ちにできる対策

行動	効果
電子タバコ関連物の確認	異常リキッド発見の機会増
SNSの危険ワード対策	接触リスクを減らす
倒れたら迷わず119番	脳損傷・呼吸停止を防ぐ

✅「様子見」は命取り
即時の医療介入が必須です

▼まとめ：その一回が“人生崩壊”を招く

• ゾンビタバコ＝違法な危険薬物
• 沖縄で若者中心に蔓延中
• 急激な意識喪失 → 外傷＆死亡リスク
• SNSが流通温床
• 絶対に手を出さないこと

平気じゃない。
倒れて、二度と起き上がれないことすらある。