
「鳥越さんって厳しいんでしょ?」
——そんなイメージを持っている野球ファンは多いと思います。
実際、鳥越裕介さんは「日本一厳しいコーチ」とも称されることがあります。
でも本当にそうなのでしょうか?
今回は、厳しいと言われる具体的な理由と、その裏にある指導哲学を深掘りしていきます。
「厳しい」は褒め言葉?鳥越コーチの評判の真相
まず大前提として、鳥越さん自身は「厳しい人」というイメージについてこう語っています。

「必要なときは厳しく、普段はそうではない」
つまり、常に怒鳴り続けるような昭和型の厳しさではなく、必要な場面で必要なだけ厳しくするというスタイルなんですね。
その使い分けの巧みさが、「厳しいけど慕われる」という鳥越さんの評判につながっているようです。
鳥越裕介が厳しいと言われる理由5選
理由①:守備の基本に一切の妥協を許さない
鳥越さんが最もこだわるのが守備の基礎。
1997年に遊撃手守備率.997という日本記録を持つ自身の経験から、「守備に近道はない」という信念を持っています。
グラブの使い方、ステップ、送球フォームまで、細かい部分を徹底的に修正。
「これくらいでいい」という甘えを一切許さないため、最初は選手が戸惑うこともあるようです。
理由②:ノックの質と量が半端ない
鳥越さんのノックは球界でも有名で、「トリさんのノックは他のコーチと全然違う」と語る選手も少なくありません。
強さ・コース・タイミングを変えながら打ち続けるノックは、選手の守備力を根本から鍛え直す力があります。
ソフトバンク時代には今宮健太や牧原大成といった名手を育て上げており、ノックの質の高さが厳しさの象徴になっています。
理由③:妥協を許さない姿勢がチーム全体に影響する
鳥越さんが特に厳しくするのは、「やればできるのにやらない」選手に対してだと言われています。才能があるのにサボっていたり、基本練習をおろそかにしていたりする選手には、本気で向き合います。
これは選手個人だけでなくチーム全体の雰囲気にも影響し、「鳥越コーチがいるとチームが締まる」という評価につながっています。
理由④:精神面の育成も徹底している
技術面だけでなく、メンタル面の育成も鳥越流の特徴です。
試合での集中力、ミスをしたあとの切り替え、大事な場面での落ち着き
——こういった精神的な部分も指導の対象です。
「技術は練習で伸びるが、精神は経験でしか伸びない」という考え方のもと、
あえて選手をプレッシャーのかかる場面に立たせることも鳥越流の育成法です。
理由⑤:自分自身に最も厳しい
選手に厳しい指導をする一方で、鳥越さんは自分自身にも誰よりも厳しい人物として知られています。
「守備は常に10割を目指す」という現役時代からの姿勢は、指導者になっても変わりません。
選手に厳しくできるのは、自分が誰よりも努力してきたという自負があるからこそ
——選手たちもそれを感じ取っているからこそ、厳しくされても信頼関係が続くのでしょう。
厳しさの裏にある「愛情」と「柔軟さ」
鳥越さんは文化放送のインタビューで、

「自分の信念を押し付けるのではなく、選手ごとに必要なものを見極めて手助けすることが大切」
と語っています。
厳しさと柔軟さ——この両方を持っているからこそ、今宮健太・牧原大成・周東佑京といった名手が生まれたのかもしれません。

鳥越裕介さんの“厳しさ”の根底には、選手への深い愛情があることがわかりますよね。
そんな鳥越さんを支えた、元レースクイーンの妻・鈴木万美子さんとの結婚生活や馴れ初めについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ
鳥越裕介さんが厳しいと言われる理由をまとめると:
- 守備の基本に一切妥協しない
- ノックの質と量が球界屈指
- チーム全体に緊張感をもたらす存在感
- 技術だけでなく精神面も徹底指導
- 自分自身にも誰より厳しい
でもその根底には「選手を本気で育てたい」という愛情があります。
「厳しい=愛がある」——それが鳥越裕介という指導者の本質なのかもしれませんね。

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