

シャ乱Qのボーカルとして活躍し、その後は音楽プロデューサーとして数々のヒットを生み出してきたつんく♂さん。
今はテレビなどで肉声を聞くことができず「なぜ声が出せないの?」と疑問に思っている人も多いはず。
実はその理由は、喉頭がん(喉頭声帯がん)の治療で声帯をすべて摘出したことにあります。
この記事では、つんく♂さんが声を失うまでの経緯や手術の内容、そして現在どうやってコミュニケーションを取っているのかを、時系列にそって分かりやすく解説していきます。
なお、つんく♂さんのプロフィールや若い頃、家族についてまとめて知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
👉【関連記事】つんく♂とは何者?若い頃・妻・子供・病気・声を失った理由・現在を徹底解説【2026最新】
つんく♂が声を失った理由|喉頭がんの発覚
つんく♂さんの喉頭がんは、ある日突然見つかったわけではありませんでした。本人が公式コメントで明かしているところによると、7〜8年ほど前から声帯の左側に違和感があり、ファルセットが出しにくい状態が続いていたとのこと。
そこから徐々に声全体がハスキーになっていき、2014年2月頃、検査目的で全身麻酔での手術を受けたところ、喉頭声帯にがんが発見されたという経緯です。当時は「早期がん」ということで、本人も治療への希望を持ってポジティブに公表に踏み切っています。
▼つんく♂さんの闘病に関する報告は公式サイトで随時発信されていました (つんく♂オフィシャルウェブサイト「Official Comment」より)
一度は寛解、しかし再発|声帯全摘出という決断

2014年3月に病気を公表した後、つんく♂さんは治療に専念し、一度は完全寛解を果たします。
しかし、同年10月にがんの再発が判明。今度は「念のため」という判断も含めて、患部の治療のために声帯をすべて摘出する手術を受けることになりました。
手術は2014年10月半ばに実施され、10月末には退院。体調と相談しながら年末年始から仕事を再開したことも本人が明かしています。
2015年4月には、母校である近畿大学の入学式に登壇し、「声帯全てを摘出することとなりましたので、話す事が出来ません」というメッセージをスクリーンに映し出す形で、声を失ったことを公の場で報告しました。
なぜ声帯を「全摘出」する必要があったのか
喉頭がんの治療法は進行度によって異なり、早期であれば放射線治療や部分切除で声を残せるケースもあります。しかしつんく♂さんの場合は再発というリスクを踏まえ、患部を確実に取り除くために声帯すべてを摘出する選択がされました。
喉頭(声帯)を全摘出すると、空気の通り道が変わり、声帯そのものを使った発声ができなくなります。これが、つんく♂さんが自分の声で話せなくなった直接の理由です。
声を失った後のコミュニケーション方法
パソコンでの文字入力
現在つんく♂さんがメディアに登場する際は、持参したパソコンに文字を入力し、画面やモニターに表示する形でコミュニケーションを取ることが多いです。テレビの生放送やイベント登壇でも、この方法が使われています。
食道発声への挑戦
一方でつんく♂さんは、食道発声(食道に空気を取り込んで振動させ、声を出す発声法)の習得にも挑戦しています。2017年頃には家族とのコミュニケーションのために食道発声を練習していることが報じられました。
食道発声は、専用の教室に通いながら数ヶ月〜1年ほどかけて習得を目指すのが一般的とされる発声法です。
本人いわく、体への負担や生活環境(当時検討していたハワイ移住)も踏まえて、シャント発声などの医療機器に頼らない方法をまず自力で試したいという思いがあったようです。
声帯摘出から10年、現在の活動は?

声帯全摘出からおよそ10年が経った2024年、つんく♂さんはがん検査に関するイベントに登壇し、自身の経験をもとに早期発見・予防の大切さを訴えました。
「病気になるまではどこか他人事だった」と振り返りながら、線虫を使ったがん検査「N-NOSE」をがん再発モニタリングとして定期的に活用していることも明かしています。
また2025年には、大阪・関西万博の特別アドバイザーに就任するなど、音楽プロデュース業にとどまらない幅広い活動を展開。声を失っても「自分にしかできない仕事」を模索し続ける姿勢は、多くの人に勇気を与えています。
つんく♂さんが手がけたアーティストのライブ映像や特番をじっくり楽しみたい方は、WOWOWでの音楽特集や過去のステージ映像配信もチェックしてみると良いでしょう。また、闘病や再起について語られたインタビューコンテンツはAudibleなどの音声配信でも見つかることがあるので、興味のある方はぜひ探してみてください。
まとめ

つんく♂さんが声を失った理由は、喉頭がんの再発により声帯をすべて摘出する手術を受けたためです。2014年の発覚から寛解、再発、手術という壮絶な経緯を経て、現在はパソコンでの文字入力や食道発声を駆使しながら、音楽プロデュース業や社会的な活動を精力的に続けています。
つんく♂さんの若い頃のエピソードや家族のこと、プロフィール全体をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
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