引用元:日本相撲協会
かつて大相撲の土俵で奮闘した“異色の外国人力士”阿夢露(あむーる)。
その真面目な人柄と力強い取り口で多くのファンに愛され、2018年の引退後も日本で新たな人生を歩んでいました。
しかし、2025年7月、強盗および不同意性交等の容疑で逮捕されたという衝撃的な報道が駆け巡り、世間を騒がせています。
この記事では、阿夢露さんの引退後のキャリア、生活、そして逮捕報道の経緯について、事実を元に丁寧に解説します。
■ 阿夢露とは? ~モンゴルでもロシアでもない「ロシア人力士」の異色キャリア~

本名:イワノフ・ニコライ・ユーリィヴィッチ
出身:ロシア・サハ共和国
所属部屋:木瀬部屋
最高位:前頭2枚目
引退:2018年5月場所(33歳時)
阿夢露は、日本の相撲界で数少ないロシア出身力士として注目を集め、2005年に初土俵。重厚な取り口と律儀な態度で知られ、短期間ながら幕内力士として活躍しました。
■ 引退後の阿夢露|“異国の地”日本で築いた第2のキャリア

▶ 2018年:スポーツトレーナーとして再出発
度重なるケガ(右膝前十字靱帯断裂、肩の筋断裂など)が引退理由となり、「自分の相撲が取れなくなった」と本人は語っています。
その後は千葉県内のスポーツジムに就職し、トレーナーとして新たなキャリアを歩み始めました。
相撲で培った身体操作やケガ予防のノウハウを活かし、キッズから高齢者まで幅広い層に運動指導を行い、地域でも信頼を得ていたと言われています。
▶ 2020年以降:日本語学習にも励む
より良い指導のために日本語学校に通い直し、本格的に日本語を再学習。
ただの“元力士”ではなく、真剣にキャリアと向き合う外国人トレーナーとして地に足のついた生活を送っていました。
▶ 2023年4月:職場を退職、自動車部品の輸出管理へ
2023年春、約5年間勤めたジムを退職。以降は自動車部品の輸出業務に携わるサラリーマンとして新たな業界に転身。
この時期にはSNS投稿も一部あり、安定した日常生活を送っていた様子が伺えました。
▶ 2024年10月:ロシア人女性と結婚、日本での新婚生活
さらに翌年、ロシア出身の女性と結婚し、日本で新婚生活を始めていたという情報も。
ここまではまさに「第二の人生を日本で築いた努力家」そのものだったのです。
■ そして2025年7月、衝撃の“逮捕報道”とは?

▶ 事件の概要(2025年7月14日報道)
2025年7月14日、複数の全国紙やテレビ局が報じた内容は次のとおりです:
この報道は、相撲界だけでなく、長年日本で真面目に暮らしてきた元力士の“転落”として衝撃を与えました。
■ 阿夢露のこれまでと逮捕の流れをまとめた時系列
時期 | 活動内容・出来事 |
---|---|
2018年 | 現役引退、スポーツジムでトレーナーとして勤務開始 |
~2023年4月 | 日本語学習・地域活動に励みながら安定した生活を送る |
2023年4月 | ジムを退職し、自動車部品の輸出管理業務へ転職 |
2024年10月 | ロシア人女性と結婚、日本で新婚生活を開始 |
2025年4月 | 渋谷区のカラオケ店で事件発生(報道による) |
2025年7月14日 | 強盗・不同意性交等の容疑で逮捕報道 |
■ まとめ|“まさか”の報道に、何をどう受け止めるか
阿夢露さんは、相撲引退後も日本で努力を続け、多くの人に信頼される生活を築いていたとされています。
それだけに今回の報道は多くのファンや関係者にとって信じがたいニュースとなりました。
事件の詳細や司法判断はこれからですが、今後の捜査や公的発表を待ち、冷静に事実を見守ることが重要です。
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