引用元:スポーツ報知
力強い押し相撲と“横綱キラー”の異名で知られた北勝富士関(ほくとふじ・だいき)。2025年5月場所中に惜しまれつつ現役を引退し、年寄「大山親方」として第二の土俵人生を歩み始めました。
この記事では、北勝富士関の最新の番付や成績、引退理由、そして今後の注目ポイントまで、最新情報を交えて詳しくご紹介します。
北勝富士の現在と最新状況|2025年夏場所で引退を決断
北勝富士関は、2025年5月の夏場所中に引退を発表。それにより同場所が現役最後の本場所となりました。
引退理由は、数年にわたる怪我の影響。特に膝の重傷が深刻で、「もう相撲が取れない」と本人も苦渋の決断を語っています。
引退後は年寄「大山」を襲名し、所属する八角部屋で若手の育成・指導に専念中です。
最新番付・成績|十両から引退、現役通算49場所
項目 | 内容 |
---|---|
最終番付 | 2025年5月場所:十両(中位) |
最高位 | 小結 |
現役通算 | 幕内在位49場所 |
金星 | 複数獲得(白鵬・鶴竜・照ノ富士など) |
北勝富士関は2025年3月場所では十両中位に在位。勝ち越しはならなかったものの、健闘は見せていました。しかし、その後に膝の不調が再発し、夏場所中に引退を決意することに。
最高位は小結。数多くの金星を挙げ、名実ともに“横綱キラー”として相撲ファンの記憶に残る活躍を見せました。
怪我と引退の真相|体重も減少、体調面の変化が影響
引退会見では、
「本当はもう一度復帰して土俵に立ちたかった。でも、もう限界だと悟った」
と語った北勝富士関。
長年の相撲人生で膝・腰・肩など複数の怪我を抱えながらも土俵に立ち続けた姿に、多くのファンが胸を打たれました。
また、現役時代の164kgから36kg減の128kgにまで体重が落ち、健康面の変化も見られました。
引退後の現在|「大山親方」として新たな角界人生へ
引退後は「大山親方」として、八角部屋で若手力士の育成を行っています。
など、表には出ない裏方仕事にも精力的に取り組んでおり、土俵を支える“縁の下の力持ち”としても活躍が始まっています。
今後の注目ポイント3選
① 引退相撲(断髪式)は2026年5月30日!
北勝富士関の引退相撲(断髪式)は、2026年5月30日に両国国技館で開催予定。当日はファンとの別れを惜しむ場となるとともに、多くの関係者や後輩力士が登場予定です。
「最後に気合の入った土俵入りを見せたい」と語る本人にも注目。
② 指導者としての手腕に期待
北勝富士関は自身の稽古熱心な姿勢・人柄の良さでも定評があり、若手の信頼も厚い存在。八角部屋の今後を担う若手の育成に、早くも手腕を発揮しつつあります。
将来的には、部屋付き親方としての独立や指導力評価にも注目が集まっています。
③ メディア・社会活動への広がりも?
現役時代から“誠実な受け答え”で知られていた北勝富士関。今後はスポーツ解説・教育関連・福祉活動などへの展開もあり得ると予想されています。
北勝富士(大山親方)の経歴ハイライト
項目 | 内容 |
---|---|
四股名 | 北勝富士 大輝(ほくとふじ だいき) |
本名 | 中村 大輝 |
出身地 | 埼玉県所沢市 |
生年月日 | 1992年7月15日 |
所属部屋 | 八角部屋 |
最高位 | 小結 |
幕内在位 | 通算49場所 |
金星 | 複数獲得(横綱キラー) |
引退時期 | 2025年5月場所中 |
引退相撲 | 2026年5月30日(両国国技館) |
現在の肩書 | 年寄・大山(八角部屋所属) |
まとめ:引退しても“北勝富士魂”は不滅
北勝富士関は、力強く真っ直ぐな相撲で角界を沸かせた“心を打つ力士”の一人。
引退後も、大山親方としての活躍や、引退相撲での感動シーン、さらなる社会的貢献に期待が高まります。
これからも“北勝富士魂”を胸に、角界を支える存在として注目していきましょう。
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