40代で係長の消防士に転職のお薦め職種3選他
40代消防士です。係長をやっていますが、辞めたいです。どんは職種が良いか悩んでいます。
辞めたいなら、早目に行動を起こすことをお勧めします。
40代でも大丈夫!その管理能力や指揮力を活かした職種は必ずあります!
こんにちは、あそはたです。
消防士を辞めて、丁度1年が経過しました。
この1年間でも、色々と挑戦できました。
私は、こんな人です
☑元消防士(最後は係長でした)
☑現在、IT営業(課長)×ブロガー
☑40歳、2児の父
本記事の内容
・40代で係長の消防士に転職のお薦め職種3選
・40代係長消防士を辞めたい人が取るべき行動
・40代係長消防士の行く末
この記事から得られること
・40代の転職でもまだまだ大丈夫、自分のやってきた事を武器にしよう
・何から始めれば良いかが分かった
・このままでは、まずい!行動しよう!
そんな気持ちになれるはずです。
まず、私が伝えたいことは、
消防士は
世間では
「潰しが利かない仕事だ」
「辞めたら後がない」
と言われていますが、
全くそんな事はありません!
消防職員は、
仕事力と言われる、
- コミュニケーション能力
- プレゼン能力
- 行動力
のレベルは高いです!
そして私の経験上ですが、
消防の係長クラスの人達は、すごく高いスキルの人が多いです。
- 部下の管理能力
- コミュニケーション能力
- 企画力
- 突発的な対応能力
- ライティング能力
以上が自然に身についています。
恐らく、皆さん自分では気づいてないです。
40代係長消防士にお勧め職種3選
こちらです。
- 企画営業
- 人事・採用・教育
- 管理
順番に解説していきます。
企画営業
企画営業に関しては、
消防の係長レベルであれば、
これまでに様々な訓練を企画し運営されてきたはずです。
そこでは、
訓練内容、訓練対象者、勤務調整、予算、時間外、内部及び外部機関との調整
などが必要になります。
それに比べたら、
民間の営業の企画と言えば、
予算からの売上を考え、お客様に商品の企画提案書を作る、
というレベルです。(もちろん大企業はもっと大変かもしれませんが)
つまり、
これまでの経験が存分に活かせるということです。
そして営業力に関していえば、
消防職員は常に、対面でコミュニケーションをとる仕事です。
- 災害現場での患者さんとの対話、部下への指示
- 無線交信での、簡潔に内容を伝達
- 小学校等の施設で行われる、避難訓練での講評
- 消防設備の設置に対する審査等により、業者との打ち合わせ
など、切迫した中での判断をする場面も多々ある中で
コミュニケーションが必要になります。
そういうことをしているので、自然と養われています!
提案力やコミュニケーションスキルが必要とされる
企画営業には向いています!
人事・採用・教育
次に、人事・採用・教育に関しては
係長職に就いて入れば、
部下がいたり、新人の教育を任されます。
採用というと、違うのでは?
という声もあるかもしれませんが、
多くの部下や、新人教育をしていくうちに、人を見る目が養われ、
どんな人が、消防士として向いているか、向いていないか、
また、成長していく人とそうでない人の見分け方など
自然に身についています。
という事で、
人事・採用・教育もお薦めです。
管理職
これは消防の中で、
人の管理も含めて、予算、決算などの経理的なお仕事をされていた方であれば
各企業の特色はありますが、
結局、部下のモチベーションを上げたり、各期の売上、予算、決算といった部分です。
責任感が強く、仕事をコツコツできる方であれば
お薦めしたい職種です。
40代係長消防士を辞めたい人が取るべき行動
こちらです
転職サイトに登録してみる
まずは、リクナビNext、マイナビ転職に登録してみましょう。
登録して、どんな企業があるかをリサーチします。
消防士の転職で詳しく解説している「消防士専門の転職情報ブログ」も参考にしてください。
自己分析をする
まずは、企業にエントリーシートを提出します。
その中で、自分の強み、弱み、実績を記載していきます。
そのためにも、
「自己分析」には、しっかりと時間を取って考えてみましょう。
人生の価値観マップを作ってみるのも良いかと思います。
ポイントは
・自分はこれまで、どんな事に頑張ってきたのか
・その中で、楽しかったことは何か
・それを、動詞にして考えてみる
例えば、
「訓練をみんなで考えて企画して、実践してみて、部下の成長が見ることが楽しい」
ということであれば、
→考えて企画する仕事
→教育という仕事
が見えてくると思います。
お薦めの書籍はこちら。
面接を受けてみる
今はオンラインでも面接ができますが、
一番良いのは、実際に企業訪問しそこで面接してもらうことです。
なぜ良いのかというと
今まで消防署しか知らない状態なので、
民間企業に訪問するということで、
実際に転職活動をしているというのを実感します。
そこで事業内容であったり、業務内容を聴くことで
仕事をするイメージが持てたりします。
もしかしたら、転職は辞めようという気持ちになるかもしれません。
自分はやはり、消防士が良い、公務員の安定が良い
そう感じることもあると思います。
それはそれで良いのです。
そう思えたら、また消防士としてのお仕事に張りが出て、
益々頑張れると思います。
面接をしてもらうことで、感じる事はたくさんあります。
家族の理解を得る
ある程度、気持ちが固まったら、
家族とお話をしてみましょう。
あなたが、
本当にやりたいことがあったり、挑戦したいという気持ちがあれば
伝わると思います。
ただ、そう簡単にはいかない事部分もあると思います。
経済的な部分も大きいです。
そのために、
具体的に年収はいくら必要なのかも調べる必要があります。
今まで考えていなかった、ライフプランを見直すきっかけになります。
40代係長消防士の行く末
本当に消防士として、65歳まで人生を全うしたいという方は、
それで良いですし、素晴らしい!
しかし、そうではなく
「辞めれるものならやめたい」、
「精神的にきつい」
「体力的な不安がある」
「もう昇進したくない」
「毎日憂鬱になる」
そんな気持ちであれば、
一刻も早く、行動すべきです。
40代で係長をしているということは、
あと長い人で25年消防人生があるということです。
自分の先輩、上司がいる立場が、
間違いなく、これから歩むあなたのキャリアです。
そこのポジションで笑ってお仕事ができるイメージがありますか?
これから、間違いなく責任は重くなっていきます。失敗は許されません。
消防の世界はそうですよね。
部下の命を預かり、災害に立ち向かっていく事になります。
24時間勤務という過酷な労働な中で、
命を削って働く。
あなたの価値観とそれは、マッチしていますか。
人生は一度きりです。
誰も、明日生きている保障なんてないのです。
「家族のために」とか
「子供のため」とか言ってる人は
自分が消防士を辞めたい事を、家族や子供のせいにして
自分のやりたい事をできない理由にしているだけだと思います。
人生を後悔するでしょう。
遊ぶように働く人生にしていきましょう!
心から願っています。
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