「多田野数人さんは、なぜドラフトで指名されなかったの?」
この疑問、気になっている人は多いですよね。
結論から言うと、直前の週刊誌報道と、右肩のケガが重なったことが大きな理由です。
この記事では、当時の報道や本人の説明をもとに、憶測ではなく事実ベースで整理します。
プライバシーに関わるデリケートな話題なので、本人の性格や人柄を決めつけるような書き方は避けています。
多田野数人さんってどんな選手だった?

まず、当時の立ち位置をおさらいしましょう。
立教大学時代は東京六大学で通算20勝、歴代5位タイの334奪三振をマークした大学球界を代表する投手でした。
2002年のドラフトでは、横浜が自由獲得枠で指名する可能性が高いと見られていました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 当時の所属 | 立教大学 |
| 通算成績 | 20勝・334奪三振 |
| ドラフト評価 | 目玉候補、複数球団が注目 |
ドラフトでは複数球団が1位指名すると言われていたほどの、大本命だったんです。
ドラフト指名漏れの理由は?主な要因は2つ
理由①:直前の週刊誌報道
ドラフト会議の前に週刊誌で報じられた記事がきっかけとなり、野球人生が大きく変わったと、ベースボールチャンネルは伝えています。
報じられたのは、立教大学時代に同性愛を描いたポルノビデオに出演していたという内容です。
獲得を公言していた球団も、この件を受けて指名を回避したとされています。
当時の球団からすると、ドラフト1位で数億円規模の契約をする選手の「イメージ面」にリスクを感じた、という流れだったと考えられます。
理由②:右肩のケガも重なった
もうひとつ見逃せないのが、ケガです。
報道と右肩の故障が重なり、横浜は指名を見送りました。
つまり、理由はひとつではなく、報道とコンディション不安のダブルパンチだったんですね。
| 要因 | 内容 |
|---|---|
| ① 報道 | 週刊誌がビデオ出演を報じた |
| ② ケガ | 右肩の故障があった |
| 結果 | 横浜など注目球団が指名を回避 |
※球団が公式に理由を詳しく語ったわけではないため、上記は当時の報道に基づく整理です。
多田野さん本人はどう説明した?
時間はかかりましたが、本人は自分の言葉で向き合っています。
2004年1月、渡米後に会見を開き、立教大時代のビデオ出演を認めました。
きっかけは、うわさがインディアンスの地元クリーブランドなどにも広がったことでした。
会見では「当時は若く、お金も必要だった」と話し、深く後悔しているという趣旨の声明を英文で出しています。
チームメイトにも、過ちから学んで過去に置いておきたいという思いを伝えたそうです。
過去の出来事ですが、本人が事実を認めて説明し、前を向いたという点は、きちんと押さえておきたいところです。
指名漏れ後、メジャー挑戦までの経緯
ここからが多田野さんのすごいところです。
ドラフトで選ばれなかったあと、日本のプロ野球を経ずにアメリカへ飛び込みました。
ステップ1:肩のリハビリとテスト
肩の故障を治すためにリハビリを続け、完治後にインディアンスの入団テストを受けてマイナー契約を結びました。
ステップ2:メジャーキャンプ招待
契約2年目の春には、メジャーキャンプに招待されています。
ここで結果を出せたからこそ、道が開けました。
ステップ3:メジャー昇格&初勝利
2004年4月にメジャーへ昇格し、7月2日に初先発で初勝利。日本のプロ球界を経由せずにMLBへ上がった日本人としては2人目でした。
| 年 | できごと |
|---|---|
| 2002年 | ドラフトで指名されず |
| 2003年 | 渡米、インディアンス傘下と契約 |
| 2004年1月 | 会見で経緯を説明 |
| 2004年4月 | メジャー昇格 |
| 2004年7月2日 | メジャー初先発・初勝利 |
その後はどうなった?日本ハム1位指名へ
メジャー後の歩みも、簡単に触れておきます。
2006年にアスレチックスへ移籍しましたが、左膝を痛めて3Aでは34試合の登板にとどまりました。
それでも諦めず、2007年のドラフトで日本ハムから1巡目指名を受けます。
在籍7年間で18勝を挙げ、現在はスカウトとして球団に関わっています。
5年前に指名されなかった選手が、今度は1位で呼ばれた。
これは、なかなか熱い逆転劇だと思いませんか?
プロフィールや経歴をまとめて知りたい方へ
年齢・学歴・現在の活動など、多田野数人さんの全体像を知りたい方は、親記事もどうぞ。
▶ 多田野数人とは何者?年齢・学歴・経歴・妻・子供を解説【2026最新】
まとめ
最後に、ポイントを整理します。
指名漏れは、野球人生の終わりではなく、もうひとつの道への入口でした。
そう思うと、多田野さんの粘り強さがますます印象に残りますよね。


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