2026年夏の甲子園、第108回全国高校野球選手権大会は8月22日に決勝戦が行われ、智弁和歌山が健大高崎に4-3で逆転勝ちし、5年ぶり4度目の優勝を果たした。
群馬代表・健大高崎の佐藤麻恩選手は投打二刀流でチームを初めての決勝進出まで導いたものの、あと一歩で夏の甲子園初優勝には届かなかった形。
「決勝戦の結果は?」
「佐藤選手は決勝でどんな活躍をしたの?」
という人のために、このページでは決勝戦の結果・経過と、そこに至るまでの佐藤選手の二刀流の軌跡を詳しくまとめるよ。
まず佐藤麻恩選手ってどんな選手?という人は、プロフィールをまとめたこちらの記事もあわせてチェックしてみてね。
▶関連記事:佐藤麻恩とは何者?身長・体重・出身中学・球速・二刀流・経歴・ドラフト評価を徹底解説【2026最新】
決勝戦の結果は?智弁和歌山が4-3で逆転優勝

※試合の詳細は健大高崎硬式野球部の公式サイトでも随時発信されているよ→高崎健康福祉大学高崎高等学校 硬式野球部 公式サイト
まずは決勝戦の結果から。智弁和歌山が健大高崎に4-3で競り勝ち、5年ぶり4度目の優勝を果たした。健大高崎は初優勝まであと一歩届かず、夏の甲子園は準優勝という結果に終わっている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 第108回全国高校野球選手権大会 決勝 |
| 日程 | 2026年8月22日(土) |
| 会場 | 阪神甲子園球場 |
| 結果 | 智弁和歌山 4-3 健大高崎 |
イニングごとの得点経過は次の通り。
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 健大高崎 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 |
| 智弁和歌山 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | × | 4 |
試合は2回に智弁和歌山が山下晃平選手の三塁打、長友悠成選手の適時打で2点を先制。
健大高崎は5回、狩野蓮義選手の適時二塁打で1点差に詰め寄る展開に。
互いに継投で膠着状態が続いた終盤、8回表に主将・石田雄星選手が逆転2ランホームランを放って3-2とし、球場は騒然となった。
しかし直後の8回裏、智弁和歌山がスクイズで同点に追いつくと、投球が捕手の後方へ逸れる間に勝ち越しの走者が生還。4-3のまま9回を終え、智弁和歌山が優勝を決めた。
佐藤麻恩選手の決勝戦での戦いぶりは?

気になる佐藤選手の決勝での出番だけど、この試合は先発マウンドには上がらず、健大高崎の先発は2年生エース・石垣聡志投手が務めた。
佐藤選手は「4番・指名打者」として打線に名を連ね、初回1死一、二塁のチャンスではライトへ大きな飛球を放ったものの、この日は決勝で見せたような一打には結びつかず、記録に残る大きな一発や適時打はなかった形。
準々決勝・準決勝であれだけ投打で躍動しただけに、決勝では出番が限られたのは意外に思う人もいるかもしれないけど、智弁和歌山の強力打線を前に、投手陣は先発の石垣、北田莉玖、石田翔大とつないで最少失点に抑える継投策を選んだという背景がある。それでも及ばず、健大高崎は初優勝を逃す結果となった。
試合後、佐藤選手を含むナインの悔しさは大きかったはずだけど、ここまで戦い抜いた健大高崎の”機動破壊”野球と、佐藤選手の投打二刀流は多くの高校野球ファンの記憶に残る夏になったのは間違いないよね。
決勝進出のカギとなった準決勝・天理戦での大活躍
決勝進出を決めた準決勝(8月20日・対天理)は、まさに佐藤選手の独壇場だった。
初回1死一、二塁のチャンスで右前適時打を放って先制点をマーク。「4番・投手兼指名打者」として、自らの一打でチームに流れを引き寄せたんだ。
マウンドに上がってからも安定感は抜群で、8回1死まで2安打1四球無失点という見事な投球を披露。96球を投げ切り、7回無死一塁の場面では相手のバント処理でスライディングキャッチを見せるなど、守備でも輝きを放っていた。9回に登板した2年生エース・石垣聡志投手が2死満塁のピンチを空振り三振で締め、1-0のスコアを守り切って決勝進出を決めている。
試合後、佐藤選手は「ずっと“日本一になる”と言っていて、その手前まで来ている」と決勝への意気込みを語っていたよ。
2回戦・東海大甲府戦でも投打で躍動
決勝までの道のりをさかのぼると、佐藤選手の二刀流っぷりが際立つ試合がもう一つ。8月13日に行われた2回戦・東海大甲府戦だ。
この試合では5回に決勝適時打をマークしたのに加え、マウンドでも6回6安打無失点という好投を披露。0-0の場面で4回2死満塁のピンチを迎えた際には、大事な打者に3球連続ストレートで見逃し三振を奪うなど、勝負どころでの強さも光った。この試合での最速は143キロを記録している。
健大高崎はこの試合を含め、ここまで5試合中3試合を1-0で勝利するという記録ずくめの快進撃を続けていて、まさに佐藤選手を中心とした「守り勝つ野球」がチームの代名詞になっているんだ。
ここまでの甲子園・個人成績まとめ
決勝進出までの佐藤選手の主な成績を表でまとめるとこんな感じ。
| 試合 | 打撃成績 | 投球成績 |
|---|---|---|
| 2回戦(東海大甲府) | 決勝適時打 | 6回6安打無失点、最速143キロ |
| 準々決勝(有明) | ー | チームは延長10回1-0でサヨナラ勝ち |
| 準決勝(天理) | 先制の右前適時打 | 8回1死まで2安打1四球無失点 |
投げては無失点、打っては要所での適時打と、「投打二刀流」の名にふさわしい安定感を見せ続けているのが分かるよね。高校通算では31本塁打を放つ長打力も持ち味で、まさに投げても打っても脅威になれる稀有な存在だ。
二刀流の原点は大谷翔平への憧れ
佐藤選手がここまで投打二刀流にこだわる背景には、大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手への憧れがある。本人も「投げる日はより気合が入る。ピッチャーをして打つのが本物の二刀流」と話していて、その姿勢はまさに令和の高校球児らしいスタイルといえる。
「もっと本場の二刀流プレーが見たい!」という人は、WOWOWのMLB中継で大谷選手の活躍もぜひチェックしてみて。高校野球と本場メジャーの二刀流、両方を見比べてみるのも楽しいはず。
こうした二刀流のスタイルを支えているのが、健大高崎が2024年冬から取り入れているメンタルトレーニング。試合ごとに「良かった点・課題・次に取り組むこと」を振り返る習慣が、プレッシャーのかかる甲子園の舞台でも安定したパフォーマンスにつながっているようだ。
まとめ
群馬・健大高崎の悲願である夏の甲子園初優勝まで、あと1勝。その中心にいるのが佐藤麻恩選手の投打二刀流だ。準々決勝、準決勝と接戦を勝ち抜いてきた勢いのまま、決勝でも二刀流の活躍を見せてくれるか注目したいところ。
決勝戦の結果は試合終了後にこのページで更新予定なので、ぜひブックマークしてチェックしてみてね。佐藤選手のプロフィールや経歴、ドラフト評価についてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
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